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マウスパッドの洗い方とは?素材別の洗い方や注意点、長持ちさせるコツについて解説

マウスパッドの洗い方とは?素材別の洗い方や注意点、長持ちさせるコツについて解説

仕事やゲームなどで日常的にパソコンを使用する人にとって、マウスパッドは重宝するアイテムです。マウスパッドはデスクを傷から守り、マウスをスムーズに操作するために重要な役割をしています。

そんなマウスパッドの正しいお手入れ方法をご存知でしょうか。気づかないうちに汚れがたまっているかもしれません。ここでは、素材に合った洗い方や長く使うためのコツをご紹介します。

マウスパッドが汚れる原因

パソコンは汚さないように注意を払って使用する人が多いイメージですが、マウスやマウスパッドはそこまで気にとめずに使用する人も多いのではないでしょうか。マウスパッドは日々の使用で、きれいだと思っていても意外と汚れています。

汚れの原因は大きく2つあります。それぞれみていきましょう。

手垢や皮脂汚れ

直接触れる以上、手垢や皮脂の汚れがついてしまうのは、仕方がありません。マウスパッドは手や腕との摩擦が多いため、摩擦面から皮脂が入り、汚れる仕組みです。そのため、軽く拭くだけでは完全にきれいにはなりません。

食べこぼしや湿気

デスクで飲んだり食べたりすると、こぼしたものがマウスパッドの汚れとして蓄積します。
また、集中したときの手汗などの湿気にも注意が必要です。湿気により雑菌が繁殖し、カビや臭いの原因になります。

できるだけデスクでは飲食をしない、手に汗をかいたらこまめに拭くなどしましょう。

マウスパッドの洗い方

マウスパッドは消耗品ですが、正しくお手入れをすれば長く使用できます。マウスパッドの素材に合った洗い方で、劣化や性能が落ちる可能性を防ぎましょう。ここではマウスパッドの種類別に、それぞれのお手入れの方法をご紹介します。

布系マウスパッド

洗い方の手順

1.マウスパッドを40℃のぬるま湯に10分つけ置きする
臭いが気になる場合は重曹が効果的です。(ぬるま湯1L:重曹10g)
皮脂汚れは熱で固まる性質があるので、ぬるま湯にするのがポイントです。

2.指でマウスパッドを撫で洗いする
強く擦ったり、スポンジやブラシなどを使用したりするとマウスパッドが傷つき劣化してしまうので、優しく洗うのがポイントです。

3.汚れが浮き出なくなるまで手順1と2を繰り返す

4.洗い終わったらタオルで挟んで水気をとる
強く叩いたり擦ったりせずに、優しく押すようにしてください。

5.日陰でしっかり乾かす
ドライヤーの熱による変形の恐れや、日差しによる劣化の恐れがあるため、日に当たらない場所で乾かしましょう。

プラスチック系マウスパッド

お手入れの手順

1.粘着クリーナーなどで表面のホコリやゴミを取り除く
水で洗うのも可能ですが、その際に洗剤を使用するとマウスパッドの表面が劣化する恐れがあるので、さっと洗い流すのみにしましょう。

2.ウェットティッシュで拭く
アルコールやエタノールを使用すると表面が白くなる可能性があります。
頑固な汚れを落としたい場合は、綿棒やティッシュに少量つけて試す方法がよいでしょう。その際は仕上げの水拭きが大切です。

金属系マウスパッド

金属系のマウスパッドはホコリや飲みこぼしなどの汚れに強いので、基本的に汚れたらこまめに拭くだけで問題ありません。

水洗いも可能なので、皮脂汚れや指紋などがついている場合は40℃前後のぬるま湯で洗い流しましょう。

ガラス系マウスパッド

こちらも汚れに強いため、お手入れ方法は専用のクリーナーを使用し拭きあげて完了です。
拭きあげる際は、乾いた布を使用してください。

ガラス系のマウスパッドは裏面に滑り止めの加工がされていることが多いので、加工が取れないように注意が必要です。

ジェル系マウスパッド

洗い方の手順

1.マウスパッドを、重曹を混ぜた40℃のぬるま湯に30分〜1時間つけ置きする(ぬるま湯1L:重曹10g)

2.指でマウスパッドを撫で洗いする
力をいれて拭くと、内部のジェルが破損する恐れがあるので優しく洗いましょう。

3.洗い終わったらタオルで軽く押さえ水気をとる

4.日陰でしっかり乾かす

ジェル系マウスパッドは、基本的にはウェットティッシュでのお手入れで清潔さを保てます。しかし、臭いが気になる場合や汚れがひどい場合は、上記の手順でしっかりお手入れしましょう。

ゲーミングマウスパッド

ゲーミングマウスパッドには、eスポーツをよりスムーズにプレイするために、表面などにさまざまな加工がされています。お手入れする前に必ず取扱説明書を確認しましょう。

洗う場合の手順

1.マウスパッドを40℃のぬるま湯に30分〜1時間つけ置きする
汚れが頑固な場合は重曹を使用しましょう。(ぬるま湯1L:重曹10g)

2.汚れが落ちたらしっかりすすぐ
汚れがしつこい場合は水を替えて数回繰り返してください。

3.洗い終わったらタオルで軽く水気をとる

4.日陰でしっかり乾かす

ゲーミングマウスパッドにもさまざまな素材があるので、素材に合った方法でお手入れしましょう。

マウスパッドを洗う際の注意点

素材別のお手入れ方法をご紹介しました。具体的な注意点は、ご使用のマウスパッドの取扱説明書で確認することをお薦めします。

ここでは、お手入れをする際に多くのマウスパッドに当てはまる、3つの注意点をご紹介します。

水洗いは極力行わない

これまで、ぬるま湯でのお手入れ方法もご紹介しましたが、基本的には水につけずに粘着クリーナーやウェットティッシュでのお手入れの方が安心です。

なぜなら、マウスパッドを水につけてしまうと、滑り具合などの本来の品質が低下する可能性があるためです。

拭くだけのお手入れでは対処できない汚れには、水洗いを検討しましょう。
その場合は、取扱説明書で濡らしても大丈夫な素材なのかを確認して行ってください。

力強く洗わない

ブラシで強くゴシゴシとこすると滑りが悪くなる恐れがあります。また、ほつれや毛羽立ちの原因になるため優しく扱いましょう。

ドライヤーの熱風を直接当てない

乾かす際にドライヤーを使いたくなりますが、熱風はマウスパッドの加工を剥がしてしまう可能性があるので注意が必要です。

さらに、熱で固まる性質の皮脂汚れが残っていた場合は、汚れをさらに固めてしまう恐れがあります。

ドライヤーを使用する場合は、マウスパッドをタオルで挟んだ上から風を送る方法がよいでしょう。

マウスパッドはいつ交換する?

マウスパッドの交換時期は約半年といわれていますが、これは使用する人の作業時間によって変化します。また、素材によってはマウスパッドの劣化には湿度が大きく影響します。

しかし、プラスチックのようなハード素材のマウスパッドは、布製のマウスパッドほど湿度に影響を受けません。そのかわり、摩擦に弱いためマウスがスムーズに動かなくなるのが早いです。

交換時期の半年は目安として考え、スムーズにマウスを操作できなくなったときに交換することをお薦めします。

マウスパッドを長持ちさせる方法

パソコンで作業するにあたって、快適な環境をできるだけ維持したい方が多いと思います。

ここでは、愛用しているマウスパッドを少しでも長く使う場合におすすめのポイントをご紹介します。

表面をきれいに使用する

手軽にできるお手入れ方法としては、粘着クリーナーなどで表面をこまめにお掃除することが大切です。

ホコリや食べかすなどの汚れを放置すると、マウスパッドの寿命が早まる原因になります。

摩耗していない箇所を使う

長持ちさせるポイントとして、マウスパッドの向きをたまに変える方法も効果的です。

向きを変えることによって、摩擦する箇所を分散して使用しましょう。

シリコンスプレーを使用する

滑りが悪くなったマウスパッドで、手軽に解決したい場合はシリコンスプレーが有効です。

マウスパッドの表面に使用することで滑りやすさが戻ります。

定期的に洗う

マウスパッドの汚れは皮脂や手垢、食べこぼしの場合が多いので、汚れがひどいときは洗うことが快適なマウスパッドに戻す近道です。

日頃から汚さないように気を付けるのも大切です。

まとめ

ここでは、マウスパッドの素材別の洗い方や注意点、長持ちさせる方法をご紹介しました。
パソコンで作業する際の縁の下の力持ちともいえるマウスパッドは、日頃のお手入れが作業効率をあげるポイントになるでしょう。

定期的なお手入れも大切ですが、操作がスムーズにできなくなった場合は買い換えることも大事です。

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