デスク周りをスッキリ!オフィスで使えるおすすめ収納アイデアや整理整頓のポイント、メリットを紹介

デスク周りをスッキリ!オフィスで使えるおすすめ収納アイデアや整理整頓のポイント、メリットを紹介

職場のデスク周りは、「気を抜くとすぐに散らかってしまう」という人も多いのではないでしょうか。デスク周りの汚れを放置すると、さまざまなデメリットが生じる恐れがあります。

デスク周りを整えるメリットや整理整頓のコツ、デスクの上をより使いやすくするための収納アイデアなどを、具体的なアイテムも交えて紹介します。デスク周りをきれいな状態にキープするために、ぜひ参考にしてみてください。

オフィスのデスク周りを整理整頓するメリット

オフィスのデスク周りが常に汚れていると、その状態が「普通」になってしまいがちです。片付けに対するモチベーションを高めるため、まずはデスク周りをきれいに保つメリットを紹介します。

物を探す時間の節約

デスク周りをきれいに保つメリットの1つは、「時間を節約できる」という点です。デスク周りが汚い人の中には、「何か作業をするたびに探し物をしている」という人も多いのではないでしょうか。

はさみやペン、メモ用紙など、デスク上には小物が多いもの。探すたびに時間の無駄が生じてしまいます。

1つのアイテムを探すのに1分かかるとすると、10個探せば10分になります。約1カ月(20日間)で計算すると、探し物のためだけに3時間以上費やしている計算になってしまいます。

机の上をきれいにするだけで、この時間を丸ごと節約できます。

作業効率の向上

散らかったデスクで仕事をしていると、雑多なアイテムにより、集中力が削がれると言われています。仕事に集中しているつもりでも、目に入る情報のあれこれが気になり、作業効率が低下してしまうでしょう。

またデスクの上を整理することは、仕事の内容や手順の整理・管理にもつながると言われています。必要なアイテムを必要な場所に配置する管理能力や、必要なものとそうではないものを見極める判断力など、整理収納を通じて身に付けられる能力は決して少なくありません。

情報セキュリティの強化

散らかったデスクで発生する可能性が高いのは、「書類の紛失」によるトラブルです。

重要な資料や書類を失くせば、仕事への影響は防ぎきれません。最悪の場合、情報流出によって信頼が低下し、大きな損失が発生する恐れがあります。

デスクの上が常にきれいに整っていれば、そこに置かれた書類を見失う可能性は低くなります。誰の手元にあり、どのように管理されているのかが明らかになるでしょう。

紛失書類の再作成や情報漏洩リスクへの対応といった、余計な仕事の発生を防ぐことにもつながります。

デスクの上の収納アイデア

デスク周りをきれいに整えるための要となるのが「デスク上収納」です。もっとも散らかりやすい場所だからこそ、適切な作業スペースを確保しつつ必要なアイテムを収納しましょう。

おすすめの収納グッズと、具体的なアイデアを紹介します。

引き出し収納ケース

デスク上に設置するだけで、手軽に引き出し収納を用意できるアイテムです。

チェックする頻度が高く、デスク上に放置されがちな書類を、まとめて保管しておくのに便利です。手を伸ばすだけでさっと取り出せるので、出し入れを負担に感じる恐れもありません。

サイズや段数はさまざまですが、書類を無理なく収められる3段程度のものがお薦めです。デスク上に設置しても邪魔になりにくく、作業スペースもしっかりと確保できます。

透明タイプを選べば、中身の把握も容易になります。

ファイルホルダー

複数の書類を立てて収納することで、使いたいアイテムをさっと取り出せる収納用具です。ホルダー内にはたくさんの書類を用途別に収められるよう工夫されており、見た目も美しく整えられます。

ファイルホルダーにもプラスチック製のものや紙製のものなど、さまざまな種類があります。収納できる枚数や収納方法にも違いがあるので、自分にとって使い勝手の良いものを選択するのがお薦めです。

ファイルホルダーは、ファイルボックスに入れて保管するとよりいっそうすっきりします。

卓上整理ボックス

文房具系小物は数が多く、デスク上に散らかりがちです。専用の整理ボックスを用意すれば、都度探す必要もなくなります。

ペンやはさみは、立てて収納できるボックスが便利です。付箋やクリップは、書類用の引き出し収納ケースの一部に保管場所を作るか、小物専用の小さめな引き出し収納を用意すると良いでしょう。

デスク上に常にパソコンが設置されている場合は、その下に置ける収納アイテムを用意するのもお薦めです。デッドスペースを活用して小物を管理できるだけではなく、常に目に見える場所にあるため、出し入れも容易です。

パンチングボード

パンチングボードは、ボード上に空いた複数の穴にフックや棚を自由に取り付けることで、デスク周りをすっきり収納できるアイテムです。

机の上に散らかりがちな文房具は、小さめのかごを取り付けることで管理しやすくなります。のり付きのメモは、ボードに直接貼り付けることで、目に付きやすくなります。

パンチングボードや有孔ボードは、掛ける・吊るす収納として非常に有用です。

また、デスク周りをおしゃれに演出できる点もメリットの一つと言えます。デスク周りを進んで片付けたくなる収納方法です。

メモスタンド

メモやふせんは、デスク周りに散乱しがちなアイテムです。

同僚からの伝言や忘れてはいけない情報などを適切に管理できなければ、仕事に支障をきたす恐れがあります。デスク上に乱雑に貼り付けるのではなく、専用のメモスタンドを用意することで、仕事の効率アップが期待できます。

メモスタンドには、クリップに挟むタイプやボードに貼り付けるタイプなどがあります。クリップタイプは管理できるメモの数が限られる一方で、省スペースで設置できるでしょう。

ボードタイプなら、ある程度の数のふせんやメモをまとめて管理できます。

デスクの下の収納アイデア

続いては、デスク下空間を活用する収納アイデアです。

比較的広々とした空間であるにもかかわらず、デッドスペースになりがちなデスク下。適切な収納道具を入れれば、収納力を格段にアップできるでしょう。

おすすめのアイテムは以下のとおりです。

キャスター付きサイドワゴン

足下にキャスターが付いたワゴンは、幅広い用途で使える収納家具です。移動が容易であるため、必要に応じて場所を変えられるというメリットがあります。

普段は邪魔にならないようデスク下に入れ、広い作業スペースを確保したいときはデスク隣に並べるといった使い方も可能。天板上をA4ファイルやプリンターなどの収納場所として使用するのもお薦めです。

ワゴン内の収納スタイルは、商品によってさまざまです。引き出しタイプなら書類や小物も無理なく収納できます。扉タイプなら、比較的大きなアイテムもデスク周りで保管できます。

マグネットポケット

オフィスのデスクやサイドワゴンがスチール製の場合、ぜひ活用したいのがマグネットポケットです。デスク下やサイドにマグネットポケットを貼り付ければ、収納力を高められます。

マグネットポケットにはさまざまなサイズがあり、小さなものであれば文房具、中型のものならデスク周りの私物の収納に便利です。大型のものは、書類収納に適しています。

取り外しが容易なので、その都度自分の好きなタイプを好きな位置に移動させて使える点もメリットと言えます。

配線ボックス

デスク下は、デジタル機器の配線が乱雑になりがちです。足下で引っかかったり、埃が溜まってトラブルの原因になったりするので、ケーブル配線トレーや収納ボックスを使って整理整頓するのがお薦めです。

デスク下の配線をすっきりさせれば、サイドワゴンやマグネットポケットもより使いやすくなります。

ケーブルトレーは、デスク下に貼り付けて配線の場所を固定できるアイテムです。配線専用の収納ボックスなら、ケーブル用の穴があるため、必要なケーブルや機器をひとまとめに管理できます。

オフィスのデスクを整理整頓する際のポイント

オフィスのデスクをきれいに保ち続けるためには、いくつかのコツがあります。ポイントを押さえて行動することで、散らかりにくいデスク環境を実現できるでしょう。

5つのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

書類や文具は立てて分類・整理する

デスクの上に広がりがちな書類や文房具類は、「重ねる」のではなく「立てて収納する」のがお薦めです。

重ねる収納は、省スペースで大量のアイテムを収納するのに便利。一方で、下に置かれた書類の内容を把握しづらく、必要なものを見つけるために手間がかかるというデメリットがあります。

その点「立てて収納する」形式なら、どこに何があるのかわかりやすく、取り出すのも容易です。

書類の場合はラベルを付け、見やすくするのがお薦めです。文房具類は専用のボックスを用意して、入れ過ぎないよう注意しましょう。

頻繁に使用、その日使うものはデスク上に置く

オフィスのデスクは、あくまでも仕事をするための場所。ただ単純に「きれいに整っていれば良い」というわけではありません。

使用頻度が高い書類やアイテムを、その都度片付けるのは非効率的です。そのため、頻繁に使うものやその日使うものは、デスク上に「定位置」を用意してください。やるべき作業や優先順位の高い仕事を把握しやすくなります。

ファイルホルダーや文房具ケースなども活用して、デスク上に置きつつすっきり見せる工夫を取り入れましょう。

引き出しの1段目は使用頻度の高いものを入れる

続いては、デスクの引き出し収納についてです。

もっとも手が届きやすい1段目の引き出しには、頻繁に使用するアイテムを収納しましょう。文房具類の定位置として使用するのもお薦めです。

簡単に出し入れできる位置であれば、使用後に元の位置に戻す行動も無理なく自然にできます。片付けを面倒に思わないための工夫を取り入れることで、デスク周りは自然と散らかりにくくなっていきます。

収納するアイテムの数を、あえて絞り込むのもお薦めです。管理の手間が省けるでしょう。

引き出しの2段目は文具や書類以外の小物を入れる

引き出し収納の2段目には、デスク周りで使う小物を入れるのがお薦めです。出し入れする機会はそれほど多くないものの、仕事をする上で欠かせないアイテムを収納するのにぴったりな場所です。

例えば、オフィス内の移動時に使用するミニバッグやポーチ、ひざ掛けなどが挙げられます。デスク上で使うペンケースや文房具ケースなどのケース類も、2段目に収納しておくと邪魔になりません。

引き出しの3段目は書類を入れる

引き出し収納の3段目は、やや深さがあります。この深さを活用して、各種書類を立てて収納してみてください。

引き出し内にはファイルボックスを並べ、種類別に入れる場所を決定します。書類を挟んだファイルホルダーをボックスに入れれば、引き出し内で倒れることもなく快適に使用できます。

引き出し内のファイルボックスにはあえて余裕を持たせ、デスク上で使うボックスを収納できるスペースを確保するのがお薦めです。終業時にはボックスを引き出しに入れるだけで、デスク上を整理できます。

まとめ

デスク周りを整理整頓することができれば、パフォーマンスの向上や時間の節約などたくさんのメリットが見込めます。今回紹介した収納アイデアやポイントをおさえて、自分だけの使いやすいデスク周りを作ってみてください。

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