職場のロッカーをきれいに!狭い収納場所を有効活用する整理整頓術とおすすめアイテムをご紹介

職場のロッカーをきれいに!狭い収納場所を有効活用する整理整頓術とおすすめアイテムをご紹介

職場のロッカーは、仕事に必要なものや私物を管理するために必要な場所です。

自分用のスペースとはいえ、あくまでも「職場」のため、散らからないよう整理整頓して使う必要があります。

このコラムでは「職場のロッカーをきれいに保つのが苦手…」という方に向けて、収納のコツを紹介します。整理整頓に役立つアイテムやそれぞれの使い方、有効活用する方法、整理整頓のポイントをくわしく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

ロッカーを整理整頓するためのおすすめのアイテム

職場のロッカーを美しくキープするためには、収納に役立つ小物類を取り入れるのがお薦めです。

どのようなアイテムを導入すれば整理整頓しやすくなるのか、具体的に紹介します。7つのおすすめアイテムをチェックしてみてください。

ワイヤーネット

職場ロッカーの限られたスペースを有効活用するためにお薦めなのが、ワイヤーネットです。

扉の裏やロッカー側面にワイヤーネットを設置すれば、フックや小物入れを自由に配置して使えます。オフィスで必要な小物類も、すっきり収納できるでしょう。

歯磨きセットやメイク落とし、髪ゴムといった細かなアイテムも迷子にならずに済みます。「扉を開けて掛けるだけ」なので、片付けの手間も最小限にできます。

突っ張り棒

ロッカー内にハンガーパイプが設置されていない場合は、自分で突っ張り棒を取り付けましょう。

ロッカー上部に取り付ければ、ハンガーを掛けて使ったり、フックを掛けて吊り下げ収納したりすることも可能です。

突っ張り棒を2本取り付けてその上に板を渡せば、簡易的な棚板も設置できます。

ハンガー

職場ロッカー内で衣類を管理するなら、ハンガーはマストアイテムです。

上着や制服、着替えはもちろん、マフラーや帽子といった小物類の収納にも便利に使えます。シワが付きにくくなり、清潔感もアップするでしょう。

ロッカー内で使用するハンガーは、滑らないタイプを選択するのがお薦めです。

また、アルミハンガーや連結ハンガーを選べば、限られたスペースをより効率的に使えます。

フック類

迷子になりやすい小物類を、吊り下げて収納するために必要なのがフックです。

スチールロッカーなら、マグネットタイプを貼り付けてそのまま使えます。バッグやネクタイ、帽子など、ロッカー内に放り投げがちなアイテムを、省スペースですっきり収納できます。

フックにもさまざまなタイプがあり、S字フックを選べば突っ張り棒やワイヤーネットとセットで使えます。耐荷重に注意して選んでください。

ウェアホルダー

ウェアホルダーとは、たたんだ衣類をハンガーパイプに吊り下げて収納するための便利グッズです。

ロッカー内に簡易的な「棚」を作り出すことで、たたんだ衣類をそのままの形ですっきり収納できます。「下のものを取り出そうとして崩れる」といったトラブルも予防できるでしょう。

帽子やバッグなど、小物の「置くだけ収納」にもお薦めです。いくつかのスペースに分かれているため、目当てのものを見つけやすいという特徴があります。

カゴ

雑多なアイテムをすっきり収納したい場面で役立つのがカゴです。たとえば、シーズンオフの制服やランチ用のカップラーメン、いざという時の着替えなど、人にはあまり見せたくないものをまとめて収納しておくのに便利です。

サイズやデザインが豊富なので、好みのものを選びやすい点も魅力の一つ。収納するもの別にカゴを用意すれば、使い勝手も向上します。

マグネット付きケース

小型のボックスに、マグネットが付いたタイプの収納グッズです。

スチールロッカーなら、そのまま貼り付けて使えます。小物類を目に見える場所に収納できるため、管理しやすいというメリットがあります。

マグネット付きケースは、「透明タイプ」「蓋付きタイプ」「トレータイプ」など種類も豊富。収納したいアイテムにぴったり合うケースを選択しましょう。

ロッカー内を有効活用する方法

ロッカーという限られた空間を最大限効率的に使うためには、スペース別にそれぞれ有効な工夫を取り入れるのがお薦めです。

ロッカー内部を「上段」「下段」「扉」の3つの空間に分けて、有効活用する方法を紹介します。先ほど紹介した便利アイテムも活用して、理想の収納空間を作り上げましょう。

上段部分の有効活用法

職場ロッカーのハンガーパイプ上段部分を奥までしっかりと活用すれば、大量の荷物を収納できます。「収納するもの」と「使用する収納グッズ」にこだわって、使い勝手を向上させましょう。

上段に収納するのは、「普段あまり使わないもの」がお薦めです。季節外れの制服やたまに確認する程度のマニュアルなどがぴったりです。

これらのアイテムをそのまま置くのではなく、ロッカーの奥行きに合ったサイズの収納ボックスを用意して、そこに入れるようにします。前面に取っ手が付いているタイプなら、出し入れも容易です。

下段部分の有効活用法

手が届きやすいロッカーの下段部分には、普段出し入れする機会が多いものを収納します。書類やバッグ、ハンガーに掛けない着替えなどを置いておくのにもお薦めです。

ロッカーの下段を美しく使いこなすためには、収納するアイテムに応じた専用スペースを作ると良いでしょう。

突っ張り棒を2本取り付けて板を渡せば、簡易的な棚ができます。「上段には着替えとバッグ、下段には靴」といった具合に使い分ければ、有効活用が可能です。ワイヤーネットやカゴも活用してみてください。

扉の有効活用法

収納スペースが限られる職場ロッカーでは、扉裏も立派な収納スペースです。

マグネット付きフックでワイヤーネットを設置すれば、小物類をまとめて収納できます。扉を開けてすぐに取り出せるので、毎日使うものの収納にもお薦めです。

歯ブラシセットやブラシ、リップクリーム、髪ゴムなど、身だしなみを整えるためのグッズはこちらに収納するのがベスト。ポーチを持ち歩く必要がなくなります。

小型の鏡を固定して取り付ければ、自分専用の身だしなみスペースが出来上がります。

ロッカーを整理整頓するポイント

散らかった職場のロッカーを整理整頓する場合、一つひとつの手順を確実に進めていくのがお薦めです。

整理整頓で意識するべき4つのポイントを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。順番に進めていけば、誰でも簡単にロッカーを整えることができます。

ロッカー内の収納スペースを把握する

ロッカー内の荷物を美しく整えるためには、まず収納スペースを確認しておく必要があります。具体的には、以下のような点をチェックしてみてください。

・ロッカー内部の構造
・収納スペースのサイズ

ロッカー内部の構造については、ハンガーパイプの有無、棚板の位置や数を確認しましょう。また、収納スペースのサイズ確認も必須です。

上段・下段に分かれている場合は、それぞれのサイズを計測してください。すべてのアイテムをいったん取り出した状態で、サイズ確認するのがお薦めです。

必要な用品のピックアップ

収納スペースの確認のためすべての荷物を取り出したら、本当に必要なアイテムだけをピックアップしましょう。

同じロッカーを長い間使い続けていると、仕事に必要ない荷物まで紛れ込みがちです。収納する荷物の量が増えれば増えるほど、維持管理の難易度は高くなってしまいます。

本当に必要なものだけに絞り込めば、ロッカー内部がすっきりして整理整頓しやすくなるでしょう。収納スペースを圧迫しないためにも、この段階で不要品は取り除いてください。

収納の配置の検討

収納するアイテムのピックアップを終えたら、使いやすくするための配置について検討します。何がどこにあると使いやすいのか、普段の行動をもとに考えてみてください。

使用頻度が低いものは、まとめてロッカー上段に入れておくのがお薦めです。反対に普段から頻繁に使うものは、できるだけ取り出しやすい場所に配置しましょう。

扉裏スペースも有効に活用して、「必要なアイテムを手間なく素早く取り出せる」環境を整えるのが理想です。

収納スペースに適したアイテムの選択

収納するアイテムの配置が決まったら、それを実現するための収納グッズを用意します。

たとえば、扉裏に小物を収納したい場合、マグネットフックやワイヤーネットを設置するのがお薦めです。洋服をたたんだ状態で保管したいなら、突っ張り棒やウェアホルダーを準備しましょう。

収納グッズ選びを失敗すると、ロッカー内にデッドスペースが生まれてしまいます。収納用のカゴを用意する場合は特に、奥行きや幅など、サイズにこだわって選んでみてください。

ぴったりサイズの収納グッズを選択できれば、収納力は高くなります。

職場のロッカーをきれいに保つコツ

職場のロッカーをきれいにしても、その状態をキープできるかどうかは別の問題です。「掃除してもすぐにもと通り」という方に向けて、美しい状態を保つためのコツを3つのポイントに分けて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

整理整頓の習慣を身に付ける

ロッカー内を常にきれいな状態に保つためには、使用する本人の意識が何よりも重要です。

使いやすい収納システムを作り出したら、「使ったものは確実にもとの場所へ戻す」ことを習慣づけましょう。手に取ったアイテムを適当に放り出さないだけでも、状況は変わります。

意識していてもできない場合は、収納システムそのものの使い勝手が悪い可能性も。「どこに何を収納すれば片付けやすいのか?」という視点で、検討し直すのもお薦めです。

また「業務中はどうしても忙しくて余裕がない」という場合は、1日に1度、どこかのタイミングできれいに整えるだけでも効果が期待できます。

収納スペースに余裕を持たせる

限られたスペースを、工夫して使う職場のロッカー。収納システムを整えてきれいになると、つい「あれもこれも」と荷物を溜め込んでしまいがちです。

しかし、荷物の量が増えれば増えるほど、管理の手間は増えるもの。整理整頓に対して苦手意識がある人こそ、余裕を持ったスペース活用が必要です。

「まだしまえるから」と何でも入れてしまうのではなく、常に収納の7~8割をキープできるよう意識してみてください。スペースに余裕を持って使うことで、片付けが楽になります。

結果として、散らかりにくいロッカーに近付くでしょう。

ものを重ねて置かないようにする

ロッカー内を美しく保つために重要なのは「ものを重ねない」という考え方です。

棚板の上に置いたものの上にさらに荷物を重ねれば、下のアイテムを取り出すのが大変になってしまいます。無理に取り出そうとすれば、ロッカー内部は乱れてしまうでしょう。

収納したものの上のデッドスペースが気になる場合は、棚板を増やしたり、ウェアホルダーを導入したりする方法がお薦めです。「そのまま重ねる」のではなく「専用の収納スペースを用意する」ことで、スペースを有効活用しつつ、取り出しやすく片付けやすいロッカーを実現できます。

まとめ

職場のロッカーの整理整頓が苦手で困っている場合、収納スペースや収納したいアイテムについて知り、適切な収納グッズを取り入れるのが効果的です。

使い勝手の良い収納システムを作り上げれば、ものを探すのも、片付けるのも楽になるでしょう。特別に意識しなくても、きれいな状態をキープしやすくなります。

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